CAM TECH BLOG

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AWS最大のカンファレンス「re:Invent 2018」に参加してきました。

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こんにちは、Fanatech基盤局の馬とFanatech開発局の坂本とエンターテイメント技術本部の大村です。
この度、3人で米国ラスベガスで行われたAmazon Web Services (AWS) 最大のカンファレンス 「re:Invent 2018」に参加してきました。

今回は、会場の熱気や迫力などをお届けしたいと思います!

開催地

re:Inventは毎年ラスベガスにて開催されます。

■ 現地の気候

気温は日本とほぼ変わらなかったですが、乾燥が酷かったです。
また、いつも静電気でばちばちでした(笑)
以下の持ち物は必須かなと思います。

  • のど飴
  • マスク
  • リップクリーム

re:Invent会場

会場対象ホテル
会場対象ホテル
re:Inventの会場になっているホテルは、 7つ もあります。
セッションやworkshopなどを受けるためにホテル間の移動は必須ですが、想像以上に距離があるので徒歩は厳しいです。
移動手段としては、

シャトルバス > Uber > タクシー

の順におすすめです!(値段的に)

■ 泊まったホテル

Venetian Hotel
Venetian Hotel

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ホテル内はカジノだらけでした

私たちはVenetianというホテルに泊まりました!
企業ブースやkeynotesは主にこのVenetianにて行われるため便利でおすすめです!

ホテルも会場もとにかく広く迫力がありました。

案の定広すぎて私たちは、迷ってしまいました…(笑)
そんな時は、「Ask me」のTシャツを着ている案内スタッフの方々に聞いてしまった方が早いです!
どのホテルにも開催時間中は50メートルおきくらいに立っているので、困ったらどんどん聞いてみましょう!

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現地スタッフ

■ Registration

着いたらすぐ登録し、個人認証カードとre:Inventのパーカーをもらいます。
個人認証カードは 、SessionやWorkshopやイベントなど、どこに入る場合でも必要でした。

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サイズなども試着スペースがありゆっくり選べました!
パーカー&個人認証カード
パーカー&個人認証カード



AWS re:Invent 2018_board

ボードにしっかり社名を書いてきました!
ただし毎日文字はリセットされます。
なので私たちは毎日書きにいきました(笑)

Keynotes

Keynotesの様子
Keynotesの様子
Auroraの説明でCyberAgentのロゴが!
Auroraの説明でCyberAgentのロゴが!

re:Inventのkeynotesは大きく分けて3つがあります。

  • Global Partner Summit Keynote
  • Andy Jassy Keynote
  • Dr. Werner Vogels Keynote

Global Partner Summitはパートナーシップ企業がどういうふうにAWSを活用して、どんな実績があったのか中心に紹介されます。

Andy Jassy(CEO)とDr. Werner Vogels(CTO)のkeynotesは毎年新サービス&新機能の発表を行い、re:Invent全体の中で一番広い会場で盛り上がります。

それ以外はMidnight MadnessやMonday Night Liveなど様々なイベントでたくさんの発表が行われています。

今回はAndy JassyとDr. Werner Vogelsのkeynoteに参加しましたので、発表された新しいものと現場の雰囲気を紹介できればと思います。

とはいえ、すごい数になりますので、弊社に導入できる・もしくは将来的に利用できそうな内容をかいつまんでお伝えします。

■ セキュリティ

AWS Security Hub
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/reinvent-2018-andy-keynote-aws-security-hub/
今まで様々なセキュリティサービス・製品をそれぞれのページで管理していますが、それを一括で管理できるようなサービスです。
アカウントを跨いで一括表示・対応できるのはセキュリティ管理者にとっては大変便利ではないかと思います。

■ データベース

Amazon Aurora Global Database
https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2018/11/announcing-amazon-aurora-global-database/
従来のbinlog転送とは違い、ストレージレベルのレプリケーション機能を使用するため、違うリージョンに通常 1 秒未満のレイテンシーでレプリケーションが行われます。
弊社にはまだグローバルに展開しているサービスがないですが、今後海外向け現地リージョンへのデータ展開なども便利になります。

Amazon DynamoDB On-Demand
事前のキャパシティプランニングが不要で、リクエスト実績に応じて課金されるDynamoDB On-Demandモードです。

On-Demand モードから Provisioned モードへの変更も可能です。
また、当日の発表ではなかったのですが、DynamoDB Transactionsをサポートしました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-dynamodb-transactions/
Transactionsのサポートにより、DynamoDBは複数のパーティショニングとテーブル間でトランザクションをサポートする唯一の非リレーショナルDBになります。
実際に利用するとトランザクションの制約がいろいろありそうですが、早速検証もしてみたいと思います。

■ レコメンド

Amazon Personalize
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/amazon-personalize-real-time-personalization-and-recommendation-for-everyone/
Amazon.comの運営で活用されているアルゴリズムが含んだレコメンドサービスの提供になります。学習データを投入すれば、推測リクエストだけで残りはすべてPersonalizeが処理してくれます。

■ サーバーレス

Lambda Layers
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-for-aws-lambda-use-any-programming-language-and-share-common-components/
従来のLambdaでは、それぞれの関数ごとにパッケージングしてデプロイする必要がありました。
Lambda Layersを利用することで、例えば共通モジュールを一つのコンポーネントとして保存し、再利用することが可能です。

LambdaのALBサポート
https://aws.amazon.com/jp/about-aws/whats-new/2018/11/alb-can-now-invoke-lambda-functions-to-serve-https-requests/
今後CF→ALB→Lambda→Auroraというサーバーレスシステムを簡単に構築することができます。

■ その他

AWS Well-Architected Tool
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/aws-new-aws-well-architected-tool-review-workloads-against-best-practices/
フレームワークベースのセルフチェックサービス。
今までSAさんにいろいろアドバイスを頂いていましたが、自身である程度チェックできるようになります。
実際に使ってみないとわからないので、東京リージョンにリリースされたら検証してみたいと思います!

Amazon FSx for Windows ファイルサーバー
https://aws.amazon.com/jp/blogs/news/new-amazon-fsx-for-windows-file-server-fast-fully-managed-and-secure/
ネット企業ではWindowsを利用しているところは少ないですが、最近銀行系、メーカー系大手もクラウドの利用が始まっているので、そのニーズに答えているのではないかと推測しています。

Sessions

re:Invent では各企業の導入事例などが発表されるSessionが多くあります。 NetflixやBlizzardなどのSessionを受けました。 会場自体がお洒落で、ラフな感じのプレゼンテーションが多かったです。

大好きなCall of DutyのSessionもありました!
大好きなCall of DutyのSessionもありました!

https://www.youtube.com/watch?v=g1-I3wyS8dQ


re:invent2018_Ketnote_Meeting place

re:Invent 2018に行けなかった方は、以下からSessionなどを確認することができます。 https://aws.amazon.com/blogs/media/reinvent-2018-presentations-from-me-related-sessions/

Workshop

Workshopとは、あるテーマに沿って実際にawsの様々なサービスを動作させ理解させることが目的のイベントです。
分からないことがあるとAWSのスタッフの方が教えてくれたり、まわりのエンジニアの方に聞くこともできるため、スムーズにステップを進めることができました。

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Workshopの様子

いくつかのWorkshopに参加しましたが、中でも普段使わないサービスがある以下のWorkshopが新しい発見があり、自身のためになり良かったです!
https://github.com/aws-samples/aws-appsync-calorie-tracker-workshop
上記のWorkshopで使用したサービス一覧

  • AWS AppSync
  • AWS Lambda
  • Amazon DynamoDB
  • Amazon Cognito
  • Amazon Neptune

その他のWorkshopで実施した内容は
https://github.com/aws-samples/
にありますので、興味があれば一度実施してみるといいかもしれません!
Workshopでは個人アカウントを使用することもありました。お金がかかりますが、一回のWorkshopで $25 のバウチャーチケットを頂けますので安心して作業を実施することができます!

re:Play

SLS Las Vegasというホテルの近くで行われました!
EDM界の若き雄 「Skrillex」がメインDJを務めたり、会場内はすごい熱気でもうお祭り騒ぎでした!
スポーツやストリートファイターII(ゲーム)などで様々な国の方と交流することもできました。

EDM!!
EDM!!


AWS re:Invent 2018_play

Expo

何百という企業様が出展しており、全て回るためには数日かかりそうな規模で圧倒されました。 多くのブースでは実際にサービスを触らせていただくことができました。

個人的には、バスケットボールができるブースなどもあり、とても楽しめました!

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ホテル会場内で一番人口密度が高かったです

Machine Learningを使用し得点チェックなどを行なっているようです
Machine Learningを使用し得点チェックなどを行なっているようです

■ ノベルティ

企業ブースといったらノベルティですよね! 今回も様々なノベルティがありました。 Tシャツやステッカーも沢山ありましたが、ランダムでSwitchが当たるなど豪華なものもありました(驚愕)! 私たちもAmazon Echo Spotを当てることができました!

まとめ

私たちの感想としては、 Sessionも良かったですが、Workshopの方が直に現地の勢いなどを感じやすかったためとてもお勧めです。 Keynotesに関しては、AI・サーバーレス・DB周りの更新が多かった印象でした。それ以外にセキュリティ関連でもいつくか発表があり、攻めと守り両方をカバーして開発者にどんどん便利な基盤サービスを提供することに注力しているように見えます。

■ 次行く人へのアドバイス

  • 私事ですが財布失くしてしまいました。免許書・保険証などは絶対に財布から抜いておいた方がいいです...(by 大村)
  • ホテル間の移動が大変なため、受けるセッションやworkshopなどはなるべく同じホテルのものを連続で受けた方がいいです。
  • 困ったらAsk meの人に聞く!